【福祉のカタチ】とある高校生が見据える未来③
命を”いただく”ということ

前回の投稿はこちら【福祉のカタチ】とある高校生が見据える未来① | Web版「ごーごー★ちいき」
【福祉のカタチ】とある高校生が見据える未来② | Web版「ごーごー★ちいき」
先日、乙房こども園にてニワトリを捌いて調理するという「食育」の時間が設けられました。
そこには北郷さんがアニマルウェルフェアを意識して育てた2羽の烏骨鶏の姿がありました。
ニワトリから、地域・子供へと広がる繋がり
今回、北郷さんは不在でしたが、北郷さんが育てたニワトリをきっかけとして地域を巻き込んだ交流の場が生まれていました。
以前より関わりのある方から「育てたニワトリを買い取らせてほしい」とお話があり、烏骨鶏の雄雌を1羽ずつ提供したそうです。今回の「食育」は、乙房こども園に通う児童の保護者の方々が “命をいただくことについて学んでほしい” との思いで企画されました。
命をいただくからこそ、生きている間の環境を整えてストレスなく過ごしてもらう
北郷さんが提供した烏骨鶏が捌かれた時こそ、アニマルウェルフェアの信念が達成された時とも言えます。


食育が描く「福祉のカタチ」
今回の「食育」では、始めに命をいただくことについて書かれた絵本の読み聞かせがありました。
その後、希望した児童や保護者の前でニワトリを絞めて、下処理を行います。先程まで生きていたニワトリが捌かれていく光景を、児童だけでなく保護者の方々も息をのんで見守っていました。
この「食育」の経験は “他者を思いやる心” に繋がっていると考えます。ニワトリが捌かれるのを見て「可哀想」と言った児童がいました。これは、自分以外の痛みを想像して共感する力の芽生えと言えます。
福祉は「何か困っていることはないか」と自分以外に心を寄せるところから始まります。北郷さんのニワトリを通して芽生えた共感する力。将来、そんな力を持った子どもたちが、互いに支え合える地域の担い手になってくれるはずです。
北郷さんの動物福祉の視点は、人から人へと繋がり、お互いを思いやれる「地域福祉」の一端を担っています。



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