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石川県珠洲市「災害ボランティアセンター」派遣レポート②

2024 6/25
都城市社協
災害派遣
2024-06-25

1.移動時間

吉野:出発当日は8時ごろに自宅を出発し、飛行機を乗り継いで小松空港まで行きました。その後、車で40分ほど移動。17時頃に金沢市内の宿泊場所に到着し、1日めは終了しました。

牧:2日めから実際の支援が始まりました。7時半ごろに出発し、約3時間かけて珠洲市災害ボラセンまで向かいました。往復で移動に6時間かかるため1日で行える支援が限られてしまうと実感しました。

2.実際にはどのような支援を行ったのか

吉野:珠洲市災害ボラセンでは立候補して現地調査班を担当しました。牧さんとペアになって支援が必要な場所に行き、私が被害の状況やご本人のニーズを聞きとりを行い、牧さんが被災状況の写真撮影と現地調査にいくご自宅の調整などを行いました。

3.派遣中に起きた地震について

6月3日の被害状況(出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240603/k10014469331000.html)

質問:6月3日に石川県能登地方を震源とする最大震度5強の地震が発生しましたが、その当時の様子を教えてください。

吉野:地震が発生した当日は、ボランティアの方が来られる状況ではなく地震も数時間は続くおそれもあったので、急きょ珠洲市災害ボラセンを閉鎖しました。

牧:ボランティアの方を乗せたバスが支援に向かっていましたが、ボランティアの方を受け入れられる状況ではとてもなく、途中で引き返していただきました。

吉野:ボランティアチームでは「地震が発生したのが朝方だったのがまだ救われた」と口をそろえて言っていました。大雨や真っ暗な時間帯の地震だったら、また怖さが違ったと思います。今まで経験したことのないような揺れで、発生してすぐに机の下に身を隠しました。

牧:同時期に九州ブロックから派遣されたメンバーで食事をしていた時に地震が発生しました。大きな地響きもありました。携帯の緊急地震速報は震源が近かったこともあってか、発生時には音が鳴らず机に身を隠してから数分後に音が鳴り響きました。

質問:6月3日の地震発生後、現地での役割に変化はありましたか。

吉野:災害が発生した当日のみ役割が変わり、終日珠洲ささえ愛センター※の訪問相談員と一緒に仮設住宅を訪問し安否確認を行いました。

珠洲ささえ愛センター・・・珠洲市社会福祉協議会が運営する地震災害等により被災された方がたの支援拠点。珠洲市社会福祉協議会の職員のほか、保健師、看護師、介護福祉士らが訪問相談員として配置されている。

3.災害ボランティア派遣中に印象的だったこと

吉野:仮設住宅は、グラウンドや小学校の敷地内にも建設がすすめられている状況でした。現在仮設住宅への入居は抽選制で、当選した方のみが仮設住宅に住めるとのことでした。落選してしまった方は、いまだに危険区域に住まざるをえないとのことです。また、珠洲市は能登半島の先端に位置するため、金沢市から珠洲市に行く道路は限られており地震の影響でその道が塞がれしまったので、すぐに災害ボランティアを派遣できなかったのではないかと考えました。取り残されってしまっていると感じました。

牧:漁港がすべてがれき置き場になっていました。漁ができる状況ではなかったです。

吉野:事前に、寡黙な方が多い住民性だと伺っていましたが、現地の方から積極的にお話しいただきました。支援者側がニーズや思いを聞き出すというよりかは、現地の方から教えていただくことが多くありました。

吉野:水道が通っていたとしても家の中の配管がつながっていないなどの状況で水がでないことには驚きました。現地調査は、原則住んでいた方の立会いのもと行われているため、金沢市から約3時間かけて自宅に戻り必要な支援を話される方もいました。なかには、引っ越しの準備をするため仮設住宅に荷物を取りに来たところ6月3日の地震が発生し、「心を折られた」と語った方もいたのが印象に残りました。

4.この経験をどう活かしたいか

牧:珠洲市災害ボラセンでは、ICTを活用して被災状況の報告・連絡や、申し送りを行っていました。都城市社会福祉協議会では、ICTを日ごろの業務から活用していたので使い方がすぐにわかりましたが、他県から派遣された方は使い方に戸惑っているように感じました。地震が相次いでいる地域のため、災害時におけるICT活用環境が整っているように感じました。

吉野:ボランティアに派遣される社協職員が災害時のICT活用について、もっと学ぶべきだと感じました。

5.私たちができることは?

吉野:1月1日の地震から5月が経ち、報道が減りつつあり被災状況がわかりづらくなってきています。現地の人たちは今も助けを求めていること、私たちが見てきたこと・感じたことを伝えていくことだと思います。

牧:平常時からの災害に備えが大切だと思いました。今回の地震の支援には、資機材を運搬する軽トラックが50台以上派遣されていました。発災時には、「いつ」「誰(どこ)が」「どのように」動くのかをあらためて市全体で考えていく必要性を感じました。また、災害によってインフラ機能が停止すると、復興に時間がかかることがよくわかりました。そういった万が一の事態を想定して私たち一人ひとりが日ごろから災害への備えを考えていく必要があると思いました。

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