令和5年4月から2年間の「全国社会福祉協議会」への出向がまもなく終わろうとしています。2か月に1回この場をお借りして霞ヶ関からこの奮闘記を発信して参りました。振り返ってみると、当初はビルの高さに首を痛めたり、コロナに初めての罹患をしたりするなどとても幸先の良いスタートでした。
全社協では、仕事のやり方や知識だけでなく「やりきる姿」を学びました。さらには、全国の社協職員との出会いもとおして、新たな「価値観」にも触れ、「自分たちの地域を良くしていくため」には何が必要で、誰と何のためにやるのかを語りあいました。単なる人脈だけでなく、この価値観を学べたことこそ、私の財産です。思いを言語化すること、一方的な意見ではなく、「対話」をとおして歩んでいくことが大切なのだと改めて感じた2年間でした。
突然ですが、2年間でうれしかったことベスト3の発表!!
第3位!!!
「Treasureリストが300名突破!」
出向当時から記録しているご縁リスト。北海道から沖縄、そしてアジアの方など社協職員に限らず幅広いつながりが総勢300名を超えました。まさに一期一会で、皆さんバリバリなお優しい方ばかり。皆さま、またいつか、どこかでお会いしましょうね!
第2位!!
「都城市の知名度が高い!!」
これまで、数えきれないほどの自己紹介をしてきました。最初は、「九州の宮崎県の都城市から」と始めていました。(唐芋標準語?)しかし、都城市と言うだけで、相手の方から「お!宮崎県!」「ふるさと納税!」「焼酎!」などのリアクションがあります。かなり知名度は高いです。さらに「みやこんじょ」って言ってくださいね!と地元流の言い方も伝授。
そして第1位!
「宮崎県人会の誕生」
都城市のとある社会福祉法人から厚生労働省へ出向されていたOさんをキャプテンとして発足。あれよあれよとご縁が広がり無くてはならない会となりました。合言葉は、「そろそろしょちゅが飲んてねぇ~!」とキャプテンの声かけのもと、定期開催されます。会場は都内で宮崎料理が食べられるお店。三度の飯より「鳥刺し」が大好きな私が感動するほどの鳥刺しも食べられました。これからもこのご縁は大切にしていきたいです。
最後に、この2年間わたしを励ましてくれたとある旅行会社のキャッチコピーを書いて終わります。
「自分がちっぽけに思えたら、その旅は、きっと正しい」
全社協の皆さまをはじめ、全国の皆さまのおかげで2年間走り切れそうです。大変お世話になりました。
下德 真吾(したとく しんご)
令和5年4月から2年間、東京の全国社会福祉協議会 地域福祉部に出向中。
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