【横市】お野菜市場『ふくろうの会』広びろとした開放的な空間!霧島山が望めるロケーション!
予定より早く『ふくろうの会』に到着してしまった取材班3人。併設されている『観音池ポーク 南横市店』チーズメンチカツの香ばしい匂いに耐えきれず、取材前にこっそり購入して、庭にある小さなキッズハウスの中で頬張っていたところ、ニコニコ笑顔で声をかけてくださったのが、店長の徳重久美子さん。(帽子にはオニヤンマの模型・笑)
徳重:「NPO法人『ふくろうの会』は、私の父である松田時夫(現理事長)が平成23年3月に野菜直売所として設立しました。ここは馬や牛の牧場だったので、建物も牛舎を改築して利用しています。横市地区の高齢者が元気に楽しく交流できる場所をめざしてスタートしました。当時、松田理事長の自宅の樫の木に20年くらい野生のふくろうがすみついていたので「ふくろうの会」と名づけたそうです。」
徳重:「『ふくろうの会』は会員制の委託販売形式で運営しています。現在、登録している会員は500名ほどですが、実際に野菜や商品を持ち込んでくださる方は、150名ほどでしょうか。季節の野菜や加工品、惣菜やお菓子、手作りの木工品などを取り扱っています。都城市福祉作業所、まーる工房、社会福祉法人こころの商品や野菜もあります。テナント出店している『口福や』さんはお弁当や惣菜などを販売されていますし、『CHEEMAN』さんでは大人のチーズ饅頭が楽しめます。敷地内には『観音池ポーク』の南横市店も併設されていますよ!」
音楽会やハンドメイド販売会などのイベントを開催したり、助成金をいただいて設備を整えたりしながら、少しずつ『高齢者の居場所づくり』から『多世代交流の場』に変化してきた『ふくろうの会』。不定期ですが、横市地区でハンドメイド作品を制作するメンバーが開催してくださっている『FUKUマルシェ』も定着してきて、家族連れや若者も来てくれるようになっているそうです。
徳重:「将来の夢は、これからも農家(生産者)と地域の方がたをつなぐ存在でありたいと考えています。地域の飲食店やお母さんたちと、もっとつながりを作って、食の素晴らしさ、野菜のおいしさを共有していきたい!都城志布志道路『横市IC』が近くなので、県南から海産物も取り寄せて、交流スペースで肉も魚も焼いて食べられるようにしたい!親子でゆっくり過ごしてもらえるように、庭の樹木を充実させて緑の多いガーデンスペースも作りたい!年末には、地域の方がたや子どもたちと一緒にしめ縄作りのイベントもやってみたい!まだまだ野心は尽きないんです。ハハハっ!」
と高らかに笑う徳重店長の地域を巻き込んだチャレンジは、まだまだ続きそうです。
【お問合せ】
住所/宮崎県都城市南横市町1049−2
電話番号/0986-36-5514
営業時間/ 9:00〜17:30(日曜日が定休日)
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