【高城】地域✕福祉施設意見交換会
高城地区社会福祉協議会は、令和5年9月26日に都城市社会福祉施設等連絡会とともに令和5年度「高城地区 地域・福祉施設意見交換会」を開催しました。
この意見交換会は、地域の多様化・複雑化するニーズに対応していくためにも、顔の見える関係性を再構築し、さまざまな機関が連携していくことが求められるなか、高城地区の課題や、その解決策の情報共有を目的に開催しました。
令和5年度の意見交換会のテーマは「防災」に設定し、高城地区まちづくり協議会環境安全部会アドバイザー(都城市消防局)の有馬 政彦さんによる「防災で地域をつなぐ~豪被害を受けた〝特別養護老人ホーム千寿園〟での救助活動の経験から~」と題した講話を行っていただきました。
ご自身の経験から、大規模災害では地域の方がたとの連携が必要で、連携を取るためには日ごろから顔の見える関係が必要になること、避難訓練や、重ねるハザードマップなどで自宅や施設等の立地状況の確認、家具の固定など平常時からの備えが重要であること、災害が起きたときは、チームワークとポジティブ思考が大事であるということを話されました。
意見交換会の参加者からは、「大規模災害が起きた時の対応の仕方や個別対応等の備えに向けて、今後もっと具体的に考えていく必要がある。議論する場を作ってほしい」などといった意見がでて、災害へ備えることの重要性を再認識するきっかけになりました。
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