【小松原】株式会社 宮崎ヒューマンサービス「福祉教育の大きな味方」
職員全員の名刺に点字表記
差し出された名刺には、点字が施されていました。「延岡市の就労継続支援B型事業所『めだかハウス延岡』に依頼して、全社員の名刺に点字が打ってあります。少しでも福祉事業所の力になれば」と話すのは、都城市平江にある福祉・介護用品販売レンタル会社、株式会社 宮崎ヒューマンサービス(以下、同社)の酒井 鉄弥社長です。1988年に創業した同社は、まだ宮崎県内に福祉用具が浸透していないころから「福祉用具の供給を通じて地域社会に貢献すること」を企業理念に掲げて、多くの方がたの日常生活をサポートしてきました。
「福祉用具には、色、使い方、部品すべてに意味がある。」福祉学習で伝えたいこと
社会福祉協議会が学校に出向いて「福祉学習」を実施する際に、同社より車イスや高齢者の疑似体験セットなどを貸していただく機会があります。「福祉用具には、色、使い方、部品すべてに意味がある。」と酒井社長が言われるように、それぞれの福祉用具を使いこなすには専門家から正しい知識を学ぶ必要があります。同社スタッフの皆さまには、福祉用具の単なる使い方だけではなく、使う人自身の気持ちや、家族の想いなども生徒に伝えてもらっています。
チャリティーイベントで東北の災害復興支援
東日本震災後には、同社主催のチャリティーコンサートなどをとおして復興を支援してきましたが、最近ではアクサレディスゴルフトーナメントのスポンサーとして東北の支援を行っており、収益金は被災児童の就学支援に充てられているそうです。
コメント